主任 中村 雅子
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育児も仕事も諦めない

経験者採用社員 #02
デジタルソサエティ事業部
営業職 主任
中村 雅子2020年度入社

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01事業部内の仕事について

主任 中村 雅子

今担当しているソリューションは2020年7月にサービス開始したのですが、そもそもの企画やソリューションの名前、どんな機能が必要かといったことを決める段階から関わっています。サービス開始後も、本当に使う人のためになるものをご提供していくために試行錯誤を続けてきました。
現在携わっているのは「引越しワンストップサービス」にソリューションを提供するプロジェクトになります。

当社の営業には2種類ありまして、ひとつは「顧客営業」、もうひとつは「ソリューション営業」です。私の場合は後者で、事業者様向けにパーソナルデータ流通プラットフォームを提供するソリューションを担当しています。

具体的には、デジタルツールやSNSが普及して個人情報の保護が重要となっている時代にあって、情報の履歴(ログ)を取り、情報掲載などの同意の管理、その同意が本当に本人なのかという個人情報の確認・認証などの仕組みを構築・提案していく仕事です。

個人情報を漏えいさせてしまったり、個人情報を許可なく掲載してしまったりすることは企業にとっても大きな打撃となるため、そのような事態を防ぐ仕組みを構築すべく日々奮闘しています。

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02熱が出た子どもを見守りながら働ける

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以前は銀行にいたのですが、銀行の場合は「この会議ツールでなければならない」「そもそもオンラインはふさわしくない」といった慣習があり、やりづらさを感じていました。
現在の職場はコロナ前からリモートに対応しており、会社全体でリモートでも仕事ができる仕組みが既に整っていたので、社内や海外とのコミュニケーションにおいても各種オンラインツールを使って円滑に仕事をすることができています。

私には1歳4ヶ月(※2023年5月/取材当時)の息子がおり、息子が保育園に入園したタイミングで仕事にも復帰しました。
実は、息子は月の半分以上は熱を出している状態です。以前の職場は業界の特性もあって、リモート勤務は不可、定時出勤がマストでした。そのため、子どもが熱を出すと「仕事を休む」しか選択肢がなかったのですが、当社は裁量労働勤務も選択することができます。家にいながら仕事ができる環境が整っており、例えば、子どもがお昼寝している間の時間や、夜早めに寝てくれた後など、育児の合間に仕事ができるようになりました。

転職する前は「結婚して子どもができた時に、今の働き方のままで良いのだろうか?」と漠然とした不安がありました。そんな時、友人から「柔軟な働き方ができる会社があるよ」と当社のことを聞き、安心してキャリアを積めると思ったことも転職の後押しになりましたね。

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03「本当に求められているもの」は何か?

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働き方だけでなく、仕事内容が魅力的だったのも入社理由のひとつです。選考の際に面接官が「公共性が高い会社だからこそ、人々の生活を豊かにするためにはどうしたらいいかを本気で考えている」と話していたのが印象的でした。

面接時に感じた印象は入社後も変わっていません。事業部のメンバーはみんな意識が高いです。特に、事業部長へ「お客様や生活者のために」と何週間もかけて考えた提案を話すと、さらに高い視座からフィードバックをもらうことも多く、事業にかける熱い想いを感じます。

私が仕事で大切にしているのは、公共性が高い仕事だからこそ「自分が使ったときに本当に使いたくなるか」という視点です。企業なので売上を伸ばすことは大事ですが、それ以上に「本当に便利になるだろうか?」「人々が使いたくなるだろうか?」といった観点が重要です。
世の中に無いものを創る「答えのない仕事」なので、メンバー全員で悩みながら議論を重ねています。

前職では「決められたことを正しくやる」ことが求められましたが、今の職場ではゼロから生み出す仕事や自分で考えて提案する機会が多いので、常に「本当にこれでいいのか」と熟考し、誰も言っていなくても必要だと思うことは提案して必要であれば実行していくことも心掛けています。

04育休・育児に理解のある職場

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コロナ禍で妊娠した時、さまざまな場面で「ご迷惑をかけてすみません」と口にすることが多くなっていたのですが、上司からは「そんなこと言わないで」「迷惑じゃないよ」「こちらでやっておくから、(育休から)帰ってきたらよろしく」と言われ、社内のフォローに救われました。

育休取得については、社内の制度もメンバーの認識も整っていたので、育休を取りにくいと感じたことはありませんでした。
引き継ぎの際にも、「あとのことは任せて」「休んでいる間はお子さんのことだけを考えてね」「仕事のことは忘れていいよ」と言ってもらえて嬉しかったです。

当社では、子育てしながら働いている人や育休を取得している人も多いので、多様な働き方のひとつとして尊重する・応援するという文化が育まれているのだと思います。
現在の上司も、仕事の電話を入れるとまず子どもの様子を聞いてくれます。その上で「じゃあこうしよう」と提案してくれるのでとても安心です。

育休中には復職者のためのセミナーや体験者の講話、育休取得者同士の情報交換会などもありました。
特に印象に残っているのは、「職場の人と2倍3倍コミュニケーションを取った方がいい」という講話の中でのアドバイスです。それを聞いて「言わなくても分かる」ではなく、「子どもが熱を出している」「今日はこういう状況だから、ここまではできる」など、状況を素直に共有するようにしようと思いました。

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05育休や育児の経験を仕事に活かしていく

育休を取れば仕事は止まりますし、多少なりとも影響はあります。しかし、結婚や出産というライフイベントに直面した時に「それを受けてどうするか?」という視点を持つことが大切だと思っています。

私自身、「育休を取らずに継続して働いていれば、もっと担当していたプロジェクトに深く関われたのではないか」という歯がゆさは正直ありました。結果的に一年半の間はプロジェクトから離れることになり、「これまで自分が主導となり進めていた分、悔しい気持ちはある」と 上司にも率直に話しました。

中には、仕事に復帰することについて「そんなに焦らなくてもいいのでは?」との声もあるかもしれません。どちらかというと私は早く復帰したいタイプですが、その一方で「子どもとゆっくり過ごしたい」という方ももちろんいます。その場合はしっかりと育休期間を取ればいいのです。
そうした個人の意思を尊重して、本人が希望する働き方を応援してくれるのは有り難いですね。

仕事と子育ての両立は正直言って簡単ではありませんが、 当社では制度的にもメンバーの認識的にも働きやすい環境が整っているので、安心して仕事ができています。
子どもと一緒にいると生活の中で不便さを感じることは少なくありませんが、子育ての中で「これは不便だな」「もっと社会がこうなったらいいな」と感じることを覚えておいて、これからの仕事に活かしていきたいですね。

A word to recruiters

先輩からのメッセージ

「入社して良かった」と、心から思える会社
転職して後悔したことは一秒たりともありません。私たちの仕事は「これがあって本当に良かった」と思ってもらえることが使命だと思っています。
行政サービスの効率化や企業のDX化はお客様も高い必要性を感じている分野なので、お客様や社内の他組織など、あらゆるステークホルダーを巻き込みながら、お互いに意見を出し合って一緒に実現するプロセスはとても面白いですよ。

仕事においては、社会や人々に「何ができるか」を真剣に考えているので、大変なことも当然あります。しかし、今後企業のDX化は必須です。DX化を通して人々が働きやすくなったり、生活しやすくなったりするために役に立っているのは、大きなやりがいがあります。

業界が違うと難しいと感じるかもしれませんが、社内には他業界から転職してきた人も数多くいます。加えて、無いものを創る点では他業界での経験が生きるところもたくさんあります。入社してから勉強をすることも多いですが、それだけのことをする価値がある会社です。

私のように育児と仕事を両立するなど、多様な働き方を認めてくれる環境も整っているので、魅力を感じた方はぜひチャレンジしてみてください。

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