デジタルソサエティ事業部 開発部長 山崎 研史
デジタルソサエティ事業部 開発部長 山崎 研史

求められる提案型の開発
他業界での経験を活かし
日本のITを変える!

デジタルソサエティ事業部
開発部長
山崎 研史

事業部と自身の仕事について

デジタル庁様が主なお客様で、マイナンバー等の国のIT施策に関するシステム開発を行っている事業部になります。事業部では様々な案件に取り組んでいますが、現在私が携わっている案件は、国・自治体・民間の情報連携に関する仕組みの将来像を検討するといったものです。
コロナ禍において超短期で実行される政府施策への対応などが求められる中で、これまで開発してきたITシステムで問題が出たこと、一方で運用経費の30%削減や慢性的な人手不足といった背景も踏まえて、これまでと同じやり方ではこの先は上手くいかないということは私たちだけでなくお客様も含めた共通認識です。

私たちの案件では、決まった仕様に基づいたシステム開発を丸ごと請け負い、完成後に受入試験としてご確認いただくといった従来のやり方ではなく、何を何のためにどうやって作るのかといったところから一緒にディスカッションし、プロトタイプを2週に一度ご確認いただきながら進めるといったアジャイル開発のプロセスも取り入れたやり方を実施しています。
お客様とは週2回ほど対面でディスカッションしています。そこで必要なのはITスキル、Techに関するものは当然ですが、それだけではなく自分達がこれまで開発運用してきたシステムに関する知識、特になぜそうなっているのかといった理由、経緯や制度に関するものがより求められます。そこには既存のシステムを初期から開発、継続して運用もしている当事業部ならではの強みが活かせていると感じています。さらに最近では、公共分野だけではなく金融など他の業界のシステム、制度に関する知識が求められるケースもあり、より幅広い知見が必要になってきています。

キャリア採用の方がチームに加わることは、それぞれの立場で蓄積してきた経験や考えが新たな知見としてチームに加わることであり、私としてはこの先の事業展開に必要なものと思っています。実際に、私の部署でも、キャリア採用で前職での知見を活かして中核を担っているメンバーがたくさんいますよ。

開発部長 山崎 研史

職場の雰囲気

社員同士の仲がいい職場だと思いますね。リモートワークもOKとしていますが、意外と若手社員の方がよく出社してFace to Faceで会話したり打ち合わせしたりしています。こちらから指示しなくても、リモートでもできる仕事、顔を合わせて話をした方が良い場面と柔軟に上手く使い分けている印象です。

キャリア採用社員についてですが、先日、あるチームの慰労を兼ねた食事会を実施したところ、参加者のうち私と課長以外は全員キャリア採用社員であることに気づき、改めて如何に支えられているかというのを思い知りましたね。各メンバーそれぞれのポジションで活躍してくれていますが、共通しているのは積極的にコミュニケーションを取っていること、自分の意見をはっきり言うこと、仕事に対して真摯で前向きであることです。
部署はフリーアドレスなのですが、一番に挨拶できるように、他の社員から話しかけられ易いようにと敢えて入り口近くを選んで座っているのがキャリア採用社員だったりします。

一方で、仕事を進める上での社内のルールや他組織が何をやっているのかが分かりにくいというハンデもあるので、そこは私たちがうまくケアしていかないとと思っています。 関係性を深めるという意味では、例えば、焚き火を囲んで社員同士、役割を超えて本音で話し合おうというプロジェクトの独自施策をオンライン上で実施しており、コロナ禍でもキャリア採用社員を含めて一体感を持ったチームでいられているのではと思っています。

開発部長 山崎 研史

積極的に成長してほしい

途中入社の場合でも、プロジェクト配属後間も無くしてお客様のところへ行って提案や打ち合わせを実施することになります。求められることが多いので常にインプットを継続する必要があり、それでも追いつかないという感覚になると思います。
業務を実施しながら勉強、その一環で資格取得に励む社員も多いですね。私はというと、45歳の時に、もっとお客様や組織に貢献したいと思い、誰に言われたわけでもないですが技術経営を学ぶための社会人向け大学院(MOT)に自費で入学し、2年間通って卒業しました。私自身働きながら勉強のために通学していましたが、成長意欲のある人にとっては非常にやりがいのある職場であり、業務を通して自身の成長を感じることができる、そんな職場だと思います。

また、お客様と話している中で、当事業部だけでは叶えられないことも出てくるのですが、それでも他の事業部の力を借りることでチャレンジしてみよう、となることもあります。実際に今のプロジェクトでも、幾つもの社内他組織のメンバーの支援を受けながら推進しています。
お客様との会話で出てきたことについて、何かしらは応えられるNTTデータの総合力はやっぱりすごいなと思いますね。他の事業部の様々なスペシャリスト達とやりとりしますので、自然と自分の世界を広げることもできるというのも魅力の1つだと思います。

開発部長 山崎 研史

開発の現場も変化している

公共分野の案件は今まで基本的にはトップダウンで、政府施策や法律等により要件がカチッと決まっていて、それを1、2年かけてしっかり開発し、その後は安定運用を行うというのが基本的なパターンでした。
現在は、それだけではなく、国民目線で本当に必要な使い易いシステムになっているか、かかる期間や費用対効果は見合ったものになっているかという視点がより重視されてきています。

これまでとは違う視点での意見が求められているのを現場で強く感じます。ですので、公共分野のITについて意見や提案がある、少しでも貢献したいという想いがある人には、今このタイミングはそれを実現できるチャンスだと思います。

開発部長 山崎 研史
A word to recruiters

先輩からのメッセージ

一緒に日本のITを変えていきましょう!
繰り返しにもなりますが、仕事を通してチャレンジし、成長をしていきたい人、公共分野のITに対してこうしたらいいのではないかといった熱い想いがある人にとって、私たちはそれに応えられる組織であり、楽しいと感じてもらえる募集ポストだと思います。
生え抜きのメンバーも頑張っていますが、外部の会社で私たちとは異なる経験を積んできたキャリア採用者の方が持つ知見、アイデアが加わることでより良いチームになると考えています。お客様は風呂に入っている間も検討テーマについて考えていると仰るほど熱心で、それに応えていくのは大変な面もありますが間違いなくやりがいもありますし、今がいちばん面白いタイミングなのではないかと思います。

また、システム開発を経験する中で、それぞれにやりたいことも出てくるでしょう。技術を極めたい、プロジェクトマネージャーになって案件全体を見たい、新たなサービス企画やコンサルがやりたい、など。当社では希望に応じて将来のキャリアにいろいろな受け皿が用意されており、1on1などを通して本人の意向に沿ってキャリア設計が行えるというのも魅力だと思います。
私たちの事業部は、国のDXを行う、日本のITの現状を変える、そのための中核を担えるチャンスがある組織になります。ぜひ一緒にその動きに入って活動しましょう!

開発部長 山崎 研史
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