開発課長 桑原 健吾
開発課長 桑原 健吾

一歩踏み出す勇気を!
培ってきた知識や技術を
思い切り発揮してほしい

経験者採用社員 #01
デジタルソサエティ事業部
開発職 課長
桑原 健吾2017年度入社

  • TOP
  • 社員を知る
  • デジタルソサエティ事業部 開発職 課長 桑原 健吾
開発課長 桑原 健吾

01事業部内の仕事について

開発課長 桑原 健吾

私はデジタルソサエティ事業部のプロジェクト推進基盤Gで、事業部横断のシステム基盤リーダーを務めています。この部署は令和4年度に立ち上がりました。各部署に点在していたインフラエンジニアなどの人材をまとめ上げ、部署の枠を超えた情報や技術の共有を可能にしています。
現在手掛けているのは公共分野で、特にマイナンバーに関わる行政・政府のITサービス開発です。マイナンバーに関係するプロジェクトのクラウド開発を横断的に担いながら、再利用可能な開発フレームワークを作っています。

開発フレームワークを作る際、自分のチームだけではなく他部署とも連携した方が圧倒的に効率的です。チームで直面している問題が、他のプロジェクトでは以前取り組んで既に解決している、ということもよくありますし、性能を測定するシステムなど、一度作ったリソースを再利用することで生産性を向上させることも可能です。
私はそういった情報共有や部署同士の連携を入社後積極的に行っていたのですが、事業部が計画していた基盤開発の大部屋化構想とリンクして、専門部署が創設されることになりました。この部署は私のためにあると思えるくらい自分のキャリアが活かせているので有り難いですね。

ちなみに私は釣りが趣味で、よく川でうなぎを釣るのですが、実はうなぎは海と繋がっている河川ならどこにでもいると言われています。私も、マイナンバーと繋がっているどのプロジェクトにも所属していることから「うなぎ型人材」を標ぼうしています。

開発課長 桑原 健吾

02入社の経緯

開発課長 桑原 健吾

私は2017年度にキャリア採用で入社しました。前職は同じ業界で、ベンダー系SIerのグループ会社で仕事をしていました。10年前には、その会社でマイナンバーの情報連携システムを開発していたのです。そのプロジェクトの形態は、複数のベンダーで構成されるコンソーシアムでした。
インフラエンジニアの仕事は縦割りにはできません。複数の会社が関わる時、「ここはこの会社の担当でしょう」と明確に切り分けることができない部分もあるので、会社間での人と人との関係が密になります。

マイナンバーの情報連携システムを開発する時、名だたる企業の精鋭たちと仕事をさせてもらい、大いに刺激を受けました。同時に、そのプロジェクトを成功させて、私も各社から一目置かれる人材となることができたのです。
ちょうどその頃、転職を考える時期でもあったので、プロジェクトの成功を足掛かりにキャリアアップをしようと思ったのです。そんな折にNTTデータでマイナンバーを経験しているインフラエンジニアの募集がかかったので、渡りに船とこの会社の門を叩きました。

開発課長 桑原 健吾

03転職を決めたからこそ手にした環境

開発課長 桑原 健吾

私の場合、前の会社に不満があって転職したわけではありませんでした。転職しなくても成長でき、キャリアを積んでいけたと思います。ですが、より顧客に近いポジションで仕事がしたいという希望が膨らみ、向上心に素直になって転職を決めました。人脈や、それまでの立場を全て手放す必要があったので勇気はいりましたが、転職して本当によかったと思っています。

転職して変わったことは、グループ会社ではできなかったことができるようになったことです。今ではシステムアーキテクチャのグランドデザインや適切なソリューションの選定、開発から保守まで、ほとんど自分の裁量で行っています。もちろん上司に対してアドバイスを求めたり相談したりすることは重要ですが、その目利きは私に一任されています。システム開発の仕事、そしてマイナンバー事業における私の責任は大きく変わりました。
私たち一人ひとりが利用者である一国民として本当に欲しいサービスは何か、ITサービスを通して国民が必要とするサービスを提供していくために最適な提案は何か。それを考え、実現していく当社事業の一翼を私が担っています。

04挑戦から得られたやりがい

開発課長 桑原 健吾

転職して最初に手掛けたプロジェクトが今でも印象に残っています。入社して間もなく、会社に慣れていない状態で、公共分野でパブリッククラウドを活用していくというチャレンジングなプロジェクトを任されたのです。
今でこそパブリッククラウドでシステムを構築するのが当たり前となり、クラウド・バイ・デフォルトの時代に向かっていますが、その当時は公共分野でパブリッククラウドを使うには顧客の不安感が大きかったのです。オンプレミスが主流だったので、セキュリティの面でもオンプレミスじゃないと、と。

方法論もまだ十分整っていなかったので、NTTデータ内の技術部門や協力会社でパブリッククラウドに詳しい人たちの知見を集めて、オンプレミスのデザインをクラウドシフトさせて開発手法を組み上げていきました。
パブリッククラウドで公共サービスを運用することに対して不安や躊躇があったところへ一石を投じたのが私たちだと思っています。行政サービスもパブリッククラウドで進めていけるのだと、信頼を得るきっかけを作りました。「こうやって新しい時代を切り開いていけるんだ!」と、やりがいを感じましたね。

開発課長 桑原 健吾

05キャリア採用・生え抜き、関係なく実力が評価される

NTTデータは新卒採用が多い会社という印象があったので、入社前は「きっと生え抜きの社員が重用されるんだろう」と思っていました。しかし、実際に入ってみて分かったのは、キャリア採用でも生え抜きの社員でも、関係なく実力が評価される会社だ、ということです。
さらに言うと、キャリア採用社員に対する期待は大きく、入社間もなくてもいろいろなことを任せてくれます。そして同時に、その期待に応えられるだけの結果を出せるかどうかも問われます。

そのため、中途だからと遠慮する必要はなく、入社したらすぐに持てる力を思う存分発揮してほしいと思います。キャリア採用社員に期待することは、社内に長くいる社員とは違ったアイデアや経験です。会社の中にいると仕事のやり方は洗練されていくと思いますが、一方で凝り固まった知識や経験から抜け出せないということもあります。今までにない可能性を打ち出す新しい視点を持ち込んで、培ってきた知識や技術で自ら変革を推進していくことが、キャリア採用社員には期待されています。

A word to recruiters

先輩からのメッセージ

一歩踏み出す勇気を
今でも記憶に残る光景があるのですが、北海道の大学に進学して一人暮らしをするために乗った飛行機の機体に「一歩を踏み出す勇気があれば きっと何かが始まる」という言葉が書いてありました。当時、北海道−羽田間のみで就航していたAir Do様の社是です。
これから新しい生活が始まる、という高揚感に満ちていた時に見た言葉で、とても印象に残っていて今も度々思い出します。

私が転職を決意できたのも、一歩踏み出す勇気を出せたからでした。職場を変えることには不安もあると思います。私も不安でした。けれど、一歩踏み出したことで転職前とは全く違った世界が広がりました。
当社の人材はみんな優秀です。高い視座を持っている人がたくさんいて、私自身いつも引っ張り上げてもらっています。自身の力を高め、さらに発揮していきたいと思っている人や、日本の社会をもっと便利なものにしたいと考えている人には、是非、当社に来てほしいですね。

開発課長 桑原 健吾
一覧へ戻る