経験者採用社員 #01
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01責任の大きさに感じるやりがい
私は法人設立ワンストップサービスという、デジタル庁様が提供しているサービスの開発・運用保守を担当しています。法人設立ワンストップサービスは、法人設立の際に必要となる行政機関への各種手続きや申請を、従来の紙ではなくオンラインで、かつワンストップで可能にするサービスです。
具体的には、法改正などで行政機関への手続きや記載する様式に変更があった際に必要となるシステムの変更に対応しています。また行政機関様や申請者様からご要望をいただき、システムをより使いやすくするために機能の追加や変更などを行っています。
一ヶ月間の申請件数が何万件、何十万件とありますので、それだけ多くの方々に使っていただいているという実感があります。また、インターネットで検索した際に自分が関わったサービスが表示されると、仕事を身近に感じられて嬉しくなりますね。
同時に、サービスが使えなくなってしまった時の影響の大きさを考えると、日々の業務への責任を感じますし、その責任の大きさがやりがいに繋がっています。やりがいがあり、社会貢献できることがNTT データに転職した理由です。
02営業から開発へのキャリアチェンジの理由
現在は開発の部署にいるのですが、実は前職は印刷会社の営業職でした。NTTデータでも営業職のポストに応募したのですが、開発を経験してから営業に行った方がいいのではないかというご提案をいただき、開発・運用保守に配属していただきました。
前職で5年間営業として活動する中で、商材のことを知らないと営業活動に支障があったり説得力に欠けたりすることを痛感していましたので、先に開発・運用保守を経験させていただけることは大変有り難かったです。
転職に当たっては、会社が私のキャリアのことを親身になって考えてくれたことが非常に印象に残っています。
内定受諾前に営業部長や人事の方と面談させていただく機会があったのですが、「開発を経験してから営業になるのか、最初から希望通りの営業になるのか」と改めて親身に話し合ってくれ、「開発の人間に聞きたいことはないか」と開発部長が同席するなど、何一つ隠し事なく話し合えたことで不安を払拭できました。
各部署の上席の方々ですので、面談の調整も難しかったはずですが、内定受諾前にあのような機会を設けてもらったことで、具体的に入社した後の自分をイメージすることができました。
03変わらない仕事へのスタンス
営業から開発へということで業務内容こそ変わりましたが、仕事への取り組み方や根底の部分は大きく変わっていません。良い意味で大きな変化はなく、スムーズに溶け込めました。
当社は上司への報告・連絡・相談を大切にする社風がありますので、一人だけで動くこともなく、コミュニケーションをとりながらすぐに会社になじめました。
とはいえ実務面では、新規サービスの立ち上げやシステム作りであれば何となくイメージができますが、開発・運用保守に関して初めは見当がつきませんでした。サービスやシステムの説明を受け、その後は自分で業務の一環として手を動かしながら徐々に仕事を覚えていきました。
具体的には、スケジュール通りにシステムをリリースできるように関係各所との調整やQCD管理を行っていました。頭で覚えるだけでなく、実際に体験しながら仕事を覚えることができてよかったです。
そして、お客様とのコミュニケーションに前職での営業経験が活かせました。営業で大切にしてきたお客様ファーストの考え方は開発でも意識していて、ヒアリングやご提案の段階でも、何をどの順番で話すのか強弱をつけながらコミュニケーションさせていただいています。
私は特にヒアリングを重視していて、ご提案が同じ着地点に向かうとしても、お客様の要望を聞きながら最も良い選択をして着地できるように心がけています。
ヒアリングを重視することで私からお話する量は減ってしまいますが、お客様のニーズを正確に掴むことができ、「ここぞ」という部分ではしっかりと発言することで強弱がついて説得力が増しているように感じます。
04開発の経験を糧に、営業へ
開発を経験できたことでお客様への確かな提案力が身に付いたと思います。しっかり商品知識がありますので、自信をもってお客様にご提案できます。
また、お客様の要望と社内の調整も、開発現場を知っているからこそ無茶な調整をせずに済みます。お客様としっかりコミュニケーションすることで、できることやできないことに対して納得感を持っていただきながらご提案できるのが強みになりますね。
お客様視点で物事を考える姿勢や開発レベルの知識を習得できたので、これから営業職としてお客様のニーズを正確に掴み、分かりやすくご説明し、ニーズに応えられる営業になりたいです。
私は経験者採用ですので、前職での経験が強みになります。新卒のポテンシャル採用ではなく経験者採用ですので、即戦力として期待されている部分があると思います。だからこそ、前職で培ったスキルや知識を活かしながら早く会社に貢献したいという気持ちがあります。
前職ではスピードを重視した営業文化でしたので、ご要望をいただいた翌日にはご提案書と概算見積もりをお持ちするようなこともしていました。また、前職で培った関係各所を巻き込んでコーディネートする力は、今後の営業活動にも活かせると思います。
もともと開発を経験してから営業職になるキャリア設計でしたので、開発に配属されてからも手元の業務のみにフォーカスするのではなく、お客様への還元やコスト・売上といった営業視点は常に意識していました。
また、自分が任された仕事だけでなく、別の仕事や他チームの動きなどにもアンテナを立てて目配りしていました。
